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8月13日 鯛は、食べる前から祝っている

8月13日
読了時間: 2分

更新日:9月28日

鯛は、食べる前から祝っています。


祝いの席では、頭を左へ、腹を手前へ。


それは単なる置き方ではありません。これから始まる時間を、正しい姿で迎えるための作法です。


願いを、目に見える形へ


お食い初めは、赤ちゃんが生まれて初めて食卓を囲む節目の一つです。


まだ本当に食べるわけではなくても、膳を整え、祝い鯛を据え、家族が見守る。


そこには、これから食べることに困りませんように、健やかな日々が続きますように、という願いが宿ります。


言葉だけでは見えない願いを、料理の形にする。


祝い膳とは、そのためのものなのだと思います。

有田川町の糀dining39シトラスでお食い初めの祝い膳に添えた尾頭付きの祝い鯛

鯛を置く、その前に


尾頭付きの鯛は、ただ焼いて皿へ運ぶ料理ではありません。


鱗を整え、ひれを守り、姿を崩さず火を入れる。席へ運ばれたとき、頭の向きや腹の見え方まで整って、初めて祝いの姿になります。


料理人が触れているのは、鯛だけではありません。


その日を迎えたご家族の気持ちに、形を与えています。


天然の祝い焼き鯛がのしをつけて盛り込んだ風景

家族の真ん中に残るもの


祝い鯛の隣には、小さな膳があります。


そして、その向こうには赤ちゃんを見つめる人の表情があります。


何を食べたかは、いつか薄れるかもしれません。それでも、誰と囲んだか、どんなまなざしが注がれていたかは、写真や語りの中に残っていきます。


一尾の鯛が結ぶのは、一日の献立だけではありません。


今日と、これからの家族の時間です。


有田川町でお食い初めをお考えの方へ


糀dining39シトラスでは、お食い初めや百日祝いなど、ご家族の節目に寄りそう一席のご相談を承っています。


人数やお席についても、ご予約時にお知らせください。


糀dining39シトラス

〒643-0034 和歌山県有田川町小島215-5

0737-52-3939

昼 11:30–14:00/夜 18:00–22:00

水曜定休


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