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三年間の仕事を受け取る。南あわじの生簀へ

4 日前
読了時間: 3分

この記事の要点

淡路島3年とらふぐの「三年」は、商品名を飾る言葉ではなく、生産者が魚と向き合い、育ててきた時間です。店主は南あわじの生簀へ足を運び、その仕事に触れたうえで、店に届いた一尾ずつ休ませ方、水分の整え方、包丁の入れ方、火の入れ方を決め、お客様の一皿へつないでいます。



淡路島3年とらふぐと向き合う中で、南あわじの生簀へ足を運びました。


厨房へ届いた魚だけでなく、その前にある生産者の仕事を知りたかったからです。


仕込み中のとらふぐの皮
店に届いたあとの仕込みの様子です。

包丁を持つ前に、三年間がある

「三年」は、商品名を飾る言葉ではありません。生産者が魚と向き合い、育ててきた時間です。


料理人が包丁を持つのは、その仕事を受け取ったあとです。厨房での仕事だけを見て、生産者の三年間を料理人の手柄のように語ることはできません。


店に届いた一尾を見て、休ませ方、水分の整え方、包丁の入れ方、火の入れ方を決める。一尾ずつ状態が違うからこそ、決めた型へ無理に合わせないことが大切になります。


器に並べたとらふぐの薄造り
お客様の一皿へ。

育てる人から、食べる人へ

私にできるのは、受け取った魚をよく見て、必要な仕事を重ね、お客様の一皿へつなぐことです。


丹念に育ててくれて、ありがとう。

生簀まで足を運んだことで、この言葉を以前より具体的に感じるようになりました。


育てる人がいて、仕立てる人がいて、食べる人がいる。その順序を崩さず、育てた時間を一席へ渡す。そこまでが料理人の役割だと思っています。


次回は、身の水分を整え、包丁でてっさへ仕立てる仕事を書きます。


よくある質問

Q. 淡路島3年とらふぐの「三年」とは何ですか?

A. 生産者が魚と向き合い、育ててきた三年間のことです。店主は「『三年』は、商品名を飾る言葉ではありません」と書いています。


Q. なぜ南あわじの生簀へ足を運んだのですか?

A. 厨房へ届いた魚だけでなく、その前にある生産者の仕事を知りたかったからです。


Q. 料理人の役割を、どう考えていますか?

A. 受け取った魚をよく見て、必要な仕事を重ね、お客様の一皿へつなぐこと。育てる人、仕立てる人、食べる人の順序を崩さず、育てた時間を一席へ渡すまでが料理人の役割だと語っています。


淡路島3年とらふぐ会席のご案内

淡路島3年とらふぐ会席の内容は、公式サイトの三年とらふぐページでご覧いただけます。価格・提供期間・空席は変わることがあるため、最新の予約プランでご確認ください。




「淡路島3年とらふぐ」全5回

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